東京市外電話局誕生の地
2023.02.20
みなさん、こんにちは!
今回は、地下鉄大手町駅のA5出口から徒歩2分、大手町プレイスから徒歩4分の場所にある、東京市外電話局誕生の地をご紹介します。
アーバンネット大手町ビル1階のピロティに、この印象的な赤いモニュメントがあります。実際に訪れてみて、モニュメントのデザインが天井の三角模様に合っていて、スッキリしていて落ち着いた雰囲気を感じました。

特に若い世代は、市外電話局という文字を見てもピンとこない人も多いかもしれません。当時市外に電話をかける際は、市外電話局にて交換手(主に女性)が電話をかける人と受ける人を繋いでいました。モニュメント下部の説明版によると、明治23年12月16日、辰の口に東京電話交換局が開設されて、明治25年7月7日にこの地に移転したそうです。その後は、東京市外電話局・東京電話番号案内局として日本の電話交換業務の中心的な役割を果たし、昭和62年8月の建物の再開発に伴って、その役割を終えたそうです。ちなみに「辰の口」とは、方角を表していて、 江戸城の辰の口(和田倉門外)のことをいいます。 現在は和田倉噴水公園となっているあたりを指しているそうですよ!
大手町プレイスからも近いこの歴史スポット、お散歩がてらに見てみると面白いかもしれませんね♪