電機学校(現東京電機大学)発祥の地
2022.11.12
みなさんこんにちは!
大手町周辺には、学校の発祥となった場所がいくつか存在することをご存知でしたか?
このうち3カ所をピックアップし、学校の発祥の地シリーズとしてお伝えします!シリーズ最終回の今回は、電機学校発祥の地をご紹介します!
地下鉄大手町駅C2B出口から徒歩8分の位置には、2020年にオープンした神田スクエアがあり、その敷地の南東に二つの碑が並んでいます。碑文によると、電機学校は1907年9月11日に設立されました。廣田精一と扇本真吉という二人の技術者は、夜間学校として電機学校を開設し、東京電機大学はそれをもとに1949年4月に開設されました。
東京電機大学のホームページによると、電機学校は秋葉原の電気街の発展に大いに寄与したそうです。第二次世界大戦後に焼野原になった神田小川町・須田町には、真空管やラジオの部品を扱う露店が現れ、戦後すぐに授業を再開した電機学校の学生が電機部品を買い求めました。ラジオ製作ブームの中で露店数は増加していき、1949年の露店撤廃令によって店がキャンパスに近い秋葉原に移転したことで、秋葉原電気街が誕生したのです!
電機学校発祥の地の碑では、大正時代初期の校舎や第一回卒業式の記念写真なども確認できます。キャンパスがあったこのエリアから秋葉原の電気街までは、徒歩で10分ほど。近くを通る際は、ぜひこの碑を訪れてみてください!
次回もお楽しみに!