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東京大学発祥の地

2022.10.04

みなさんこんにちは!

大手町周辺には、学校の発祥となった場所がいくつか存在することをご存知でしたか?このうち3カ所をピックアップし、学校の発祥の地シリーズとしてお伝えします!今回は最初のスポット、東京大学発祥の地をご紹介します!

地下鉄神保町駅のA9番出口を出てすぐ南に「学士会館」があり、その正面玄関の前に「東京大学発祥の地」の石碑が建っています。碑文によると、東京大学は明治10年(1877年)に神田錦町3丁目にあった東京開成学校と、神田和泉町から本郷元富士町に移転していた東京医学校が合併して設立されました。これは「当時日本で唯一の大学」であったため、碑文ではこのスポットを「我が国の大学発祥地」とも紹介しています。

現在の東京大学は、以前の東京大学が設立された1877年4月12日の日付を「東京大学記念日」とし、毎年この日に入学式を挙行しているそうです。またこのスポットの周辺は他のいくつかの学校の発祥の地となっているため、学生を相手にした書店ができ、世界的にもユニークな神保町書店街が形成されたのです!そして、それにかかわる出版や印刷、製本業が発展し、私立大学の集積も進んだことで、周辺は教育や文化の中心地になりました。

戦後は学生の街となったこの地域の若者に向けて、スポーツ用品店や楽器店も多くなりました。このスポットから町全体の文化が作られていったとも言えるかもしれませんね!

このスポットの周辺を歩く際は、周りのお店や学校にも目を向けてみると歴史を感じて面白いのではないでしょうか? 次回もお楽しみに!