箱根駅伝〜なぜ大手町から?〜
2024.12.17
アイキャッチ:筆者撮影(2023年1月3日)
みなさん、こんにちは!
そろそろ2024年も終わりますね。年明けといえば…箱根駅伝が楽しみな方も多いのではないでしょうか。
毎年盛り上がる箱根駅伝ですが、なぜ大手町が出発地点となったのか疑問に思ったことはありませんか。
今回は、箱根駅伝のスタート地点に大手町が選ばれたのか、ご紹介していきます。
関東学生陸上競技連盟 読売新聞社「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走」より
そもそも、箱根駅伝(正式には、東京箱根間往復大学駅伝競走)が初めて開催されたのは1920年です。1912年のストックホルムオリンピックのマラソンに出場した金栗四三氏が、世界で通用する長距離走者の育成を目指し、箱根駅伝構想をまとめていったのだそう。後に東京と箱根間を結ぶ駅伝競争を報知新聞社が後援することになり、これが箱根駅伝の始まりとなりました。
1948年から、経営不振に陥った報知新聞社を吸収合併し傘下に置いた、読売新聞社に後援が変更され、発着は当初の西銀座から、大手町に定着、現在に至ります。
その他にも、大手町の歴史なども関係あるとの説もあります。
参考文献
1)笹川スポーツ財団「【箱根駅伝の歴史】箱根駅伝とは「なにもの」か 1920年から始まった箱根駅伝の長き歴史は、金栗四三から始まったー」
(最終閲覧日2024年11月29日)
2)笹川スポーツ財団「箱根駅伝100回大会 — 危機を乗り越えた金字塔」
(最終閲覧日2024年11月29日)