江戸の歴史と深い関係!岡山藩池田家上屋敷跡
2023.04.22
みなさん、こんにちは!
今回は、江戸時代の歴史に関わる「岡山藩池田家上屋敷跡」について紹介します。
岡山藩池田家上屋敷は、1604年ごろ、当時の有力大名の屋敷が並ぶ「大名小路」の一角に建てられたとのこと。大名小路とは、大名屋敷が連なる道路という意味で、丸の内界隈に譜代・親藩の屋敷が24も集まっていたことから、江戸で大名小路といえば丸の内らしいです。

江戸の武家屋敷に詳しい東京大史料編纂所の宮崎勝美助教授は「池田家は32万石の大大名。外様大名だけに当初、幕府から警戒もされていただろうが、熊本の細川家、土佐の山内家などとともに江戸城のすぐ近くに上屋敷を拝領した。全国の大名の中でも良い処遇を受けたのだろう」と推察するそうです。
そんな岡山藩池田家上屋敷は、東京都千代田区丸の内二丁目に所在する超高層ビル「丸の内ビルディング」(通称丸ビル)付近にあたるそうです。

丸ビルやその付近に訪れる際は、江戸時代を少し思い浮かべてみると新たな気づきがあるかもしれませんね。
次回もお楽しみに!